アニメ業界を救う方法を考えてみた。その二、制作委員会を今以上に活用する。

以前の記事で制作委員会を潰せと言ったが、別にそれが唯一の方法ともいう気はない。製作委員会にも利点はあるしね。

でも、今の製作委員会のやり方じゃ全然ダメ。と言う事で製作委員会をどう活用するかを書いていこう。

まず、制作委員会は新しい時代に乗れていない古いやり方をしている所から考え直さないといけない。出版社やテレビ局に配信してもらうようになっているけど、ネットでの配信を製作委員会の中で受持つのを用意するべき。

そこで得た利益は配分すればいいし、サイトのみで配信するオリジナル作品を用意すれば他の配信サイトと差別化が図れる。

その上で、各制作会社とのリンクを用意して、その先でクラウドを募れるようにする。クラウドの資金は勿論製作会社の物。そうすれば潰れるのを防ぎつつ、評価されてる会社は収益を得られるようになる。その上、クラウドを募る際に作品のプロットを公開して、資金が一定以上集めれば製作すると言う方針で行えば失敗するリスクも減らせる。

こんな風に新しい事を取り入れれば製作委員会を維持したままアニメ業界の活性化にもつなげる事も可能。

その際、出資金に応じてプレゼントを用意する。そこでしか手に入らない品となればマニアは喜ぶし、例えアニメ化まで届かずとも自分の気に入っている制作会社の幻の作品のグッズとなればマニアには垂涎の品になる事もあるし。残念には思っても記念に帰られ鵜だろうし。

製作委員会は元々は手塚治虫さんが始めたものだけど、それはその時代の状況があったから。現在では昔とアニメの評価も経済規模も変わってきてるんだからやり方を変えるべき。もし手塚治虫さんが今の時代にいれば変化させてたんじゃないかって思うしね。

 

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