象牙目的の密猟って時折聞くけど、解決なんて簡単なのにいつまでやってんだろうな

アフリカを取り上げた番組で定番の様に象の密猟を聞くけど、政府の対策が頭悪すぎるんだよな。だって、密猟者から取り上げた象牙を大衆の前で処分するとか逆効果でしかないっての。

なんで捕まったり、最悪銃撃戦で射殺とかだってあるのに密猟するかって言うとリスク以上に儲かるからだろ?なのに象牙を処分したら供給量が少なくなって象牙の価格が上昇する。それを理由に密猟者は単価を吊り上げられる。密猟者がもっと儲かるようにしてどうするだよ。

解決方法は真逆で、政府が象牙を安く販売すればいいんだよ。そうすれば単価が下がって儲けがリスクに見合わなくなって止めさせられる。

細かく説明すると、密猟者から回収した分や、保護区などでの自然死した象から回収した象牙を一定額以上で販売しないって条件を付けて政府が認可した業者にタダ同然で政府が譲り渡す。そうすれば販売業者を管理しやすくなって違法な売買を抑制できるし、正式な業者なら安く買えるんだからわざわざ密売者から高く買う必要は無くなる。そうすれば密猟も密売も両方潰せる。それに保護を行う人達が銃撃戦に晒される危険性も抑えられる。

密猟者が何で密猟をするのかって考えればこれぐらい辿り着けるだろうに、何で誰もこんな事に辿り着かないかが不思議。もしかしたら政府と密漁者や密売者が裏で手を組んで儲けを山分けしてんじゃないのかって勘繰りたくなるぐらいにな。