TOKIO山口達也の飲酒運転事故で反省してないと一蹴するのが如何に安易であるか

TOKIOの山口さんが飲酒運転による事故を引き起こして捕まってしまったが、これを山口さんだけのせいにしていいのか？

考えてみて欲しい。未成年者とキスしてしまったとは言え、仕事から干されてしまったら。新しい仕事に就くのも難しい年齢だったら。将来を不安に感じ、酒に逃げてしまうのも道理と呼べるのではないだろうか。

勿論、酒気帯び運転なんて以ての外、その罪は償うのもまた道理。しかし、罪の罰則があまりにも過剰であったら人はどうなる？罰は反省を促す為にあるが度を越えれば反省するどころか腐らせてしまう。

この事態を引き起こした始まりは未成年者とのキスにある。それは非難されてしかるべきだが肉体関係を持ったわけではない。その上、ハニートラップを疑われながらそれを明らかにした人はいない。にも拘わらずグループから外され、事務所から追い出されるのはいくら何でもやりすぎだった。ジャニーズは事務所としてタレントのケアも義務、何度も同じような問題を繰り返していたり、社会に反する行為を行っていたのなら退所も致し方ないが、山口さんはそこまでの事は行っていない。なら、ジャニーズとしては半年～一年間活動自粛、それでも世間が許してくれないのなら時が来るまで裏方で働いてもらうなどのケアをするべきだった。なのに、退所と言う安易な方法を選んだ。これまでTOKIOの一員として長い間ジャニーズを支えてきたのに。

そんな扱いをされれば周りを信用できず、酒におぼれるのも必至。一連の事件に関して責任を問われるべきは山口さんだけでなく、少なくとも原因に関わっていた事をジャニーズにも問うべきではないだろうか。